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<参考>
ウィンドレギュレータとパワーウィンドモーターを切り離した場合、ドアガラスが組み付いていない状態でウインドレギュレータを作動させた場合、パワーウィンドモーターのリセット(リミットスイッチの初期位置設定)が必要となる。またドアガラスラン交換時などドアガラス全閉位置が変わる作業にも必要となる場合がある。 |
(a) |
運転席パワーウィンドモーターのリセット |
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(1) |
パワーウィンドモーターを取りはずす。 |
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(2) |
パワーウィンドモーターおよびウインドレギュレータマスタスイッチを車両のワイヤハーネスに接続する。 |
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(3) |
イグニッションスイッチをONし、マスタスイッチを操作してパワーウィンドモーターをUP方向に6回以上(4秒以上)空回りさせる。 |
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<参考>
モータ単体で空回りさせる場合は、コネクタの5端子にバッテリーのマイナス、4端子にバッテリーのプラス端子を接続する。 |
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<注意>
運転席パワーウィンドモーターのコネクタ1端子、3端子および6端子にバッテリー電圧を加えるとパルスセンサー、リミットスイッチ破損のおそれがあるため絶対にバッテリー電圧を加えない。 |
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(4) |
パワーウィンドモータをレギュレータに組み付ける。 |
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<注意>
モーターは、レギュレーターアームが中間位置(上端付近以外であれば可)で組み付ける。 |
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(5) |
パワーウィンドレギュレーターとドアガラスを組み付ける。 |
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(6) |
ウインドレギュレーターマスタースイッチをワイヤハーネスに接続し、イグニッションスイッチをONにする。 |
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(7) |
マニュアル操作にてUP→DOWNを数回繰り返す。 |
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(8) |
オート操作にてAUTO UP→AUTO DOWN作動することを点検する。 |
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<注意>
リセット直後は挟み込み防止機能が作勤しないため注意する。 |
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<参考>
AUTO UP操作で全閉後、反転作動を行う場合は、再度リセット作業 を行う。 |