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作業手順
【注意】車種により作業手順が異なる場合があるため、修理書を参照して下さい。
 
識別コードの登録
(a) 以下の作業を行い、車両をトランスミッター登録モードにする。
  • (1) イグニッションキーシリンダーからキープレートを抜き取る。
  • (2) 運転席のドアのみを開いておく。
  • (3) 運転席ドアをUNLOCK状態にする。
(b) 上記作業終了後、トランスミッターを登録モードにする。
  • (1) キープレートをイグニッションキーシリンダーに差し込んだのち、抜き取る。
  • (2) ドアコントロールスイッチ(マニュアル作動用)にて、LOCK-UNLOCKを約1秒間隔で5回行い、運転席ドアを一度閉→開する。

〈注意〉上記作業を40秒以内に行う

 
(c) 再度、ドアコントロールスイッチ(マニュアル作動用)にて、LOCK-UNLOCKを約1秒間隔で5回行う。
(d) モードの選択
  • (1) キープレートをイグニッションキーシリンダーに差し込み、下図を参考にしながらイグニッションスイッチのON⇔LOCKを約1秒間隔で1〜5回行いモードを選択したのち、キープレートを抜き取る。
〈注意〉 ドアコントロールスイッチ(マニュアル作動用)にてLOCK-UNLOCKを5回作動とモード選択を40秒以内に行う。
  • (2) モード選択後3秒以内にパワーウインドゥリレーはLOCK-UNLOCK作動を自動的に行い、選択されたモードを作業者に知らせる。

〈注意〉確認モードで登録数0の場合は、自動的に5回行う。

〈参考〉

図中確認モードは、2回作動、2種類の識別コードが登録されている例を示す。

 

禁止モードおよび確認モードを選択した場合は終了する。

(e) トランスミッター登録
  • (1) モードの選択確認後、20秒以内にトランスミッターのスイッチを1秒以上押す。

↑〔この作業が異なっていた。〕

トランスミッタのボタンが3つのタイプは「モードの選択確認後、20秒以内にロック・アンロックの2つのスイッチを同時に1秒以上押す。」となる。

  • (2) 再度トランスミッターのいずれかのスイッチを1秒以上押す。
  • (3) トランスミッターのスイッチOFF後、3秒後にトランスミッターの登録作業が正常に完了した場合は、パワーウインドゥリレーからLOCK-UNLOCK作動を1秒間隔で1回または2回行い、トランスミッターからの電波を受信したことを応答する、(登録作業終了)
  • (4) トランスミッターのスイッチOFF後、約3秒以内にトランスミッター登録作業が正常に完了した場合はLOCK-UNLOCK作動が1回行われるが、2回行はれた場合は登録が完了していないのでトランスミッターの登録を再度行う。
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