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作業要領
カムシャフトタイミングプーリー取りはずし

(1)カムシャフトのサービス用六角部を使用して、カムシャフトを固定し、セットボルトをはずしカムシャフトタイミングプーリーを取りはずす。


VVT-i(カムシャフトタイミングプーリー)取りはずし
【注意】
・図に示す5本のボルトは、タイミングプーリー内ギヤのバックラッシュを決定するものであるため、絶対に取りはずさない。
 取りはずした場合は、カムシャフトタイミングプーリーASSYで交換する。
・ストレートスクリュープラグ取りはずし時、オイルがタイミング系部品にこぼれる恐れがあるため、必ず手順に従い作業を行う。

(1)以下の手順で取りはずす。

 <1>ボルトをはずし、カムシャフトタイミングオイルコントロールバルブを取りはずす。
 <2>VVT-iを可変範囲内〔30°(60°CA)〕で左右に2〜3回往復させ、VVT-i内のオイルをカムシャフトタイミングオイルコントロールバルブ取り付け穴よりウエス等で受ける。

【注意】
約20mLのオイルが吐出するため、オイルをこぼさない。

 <3>ストレートヘキサゴンレンチ14を使用して、ストレートスクリュ−プラグおよびシールワッシャーを取りはずす。

【注意】
少量のオイルがこぼれることがあるため、ウエスをプラグ下側にあてた状態で作業を行う。
 <4>カムシャフトのサービス用六角部を使用して、カムシャフトを固定し、ソケットヘキサゴンレンチ10でセットボルトをはずし、VVT-iを取りはずす。


カムシャフトオイルシール交換

(1)新品のオイルシールのリッブ部に少量のキャッスル・MPグリースNo.2を塗布し、リップ部側からカムシャフトに挿入する。

【注意】
・リップを反転させない。
・シリンダーヘッド最深部まで確実に挿入する。


VVT-i(カムシャフトタイミングプーリー)取り付け

(1)以下の手順で取り付ける。

 <1>カムシャフトのストレートピンとVVT-i取り付け穴を合わせ、底付き感があるまでVVT-iを手で押し込む。
  <2>カムシャフトのサービス用六角部を使用して、カムシャフトを固定し、ソケットヘキサゴンレンチ10でセットボルトを取り付ける。
  <3>VVT-i外周が軽く30°の範囲で回転することを確認する。
  <4>シールワッシャーを介し、ストレートスクリュープラグをストレートヘキサゴンレンチ14を使用して、セットボルトに取り付ける。


カムシャフトタイミングプーリー取り付け

(1)セットボルトは、カムシャフトのサービス用六角部を使用してカムシャフトを固定し、取り付ける。
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