なお、バックルスイッチ部のカプラの配線が2本ではなくて、3本あるいは4本のものは図2のようにシートベルト装着時の圧迫感を抑えるためのソレノイドの回路が加わっているだけなので、球切れ点検時の短絡テストは端子を間違えても差し支えはない。
ただし、トヨタの一部の車種にはスイッチがバックル側ではなくて、巻き取り側に装着されているものがあり、この場合はスイッチの構造がまったく異なるので、この応急処置は通用しないから注意願いたい。
加えて、巻き取り側にはプリテンショナーが組み込まれている場合が多いので、点検や部品交換時は慎重な作業が必要になる。 |