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オーバーヒート・バッテリ

オーバーヒートバッテリあがり

オーバーヒート 〜水温計が異常に上がったら要注意!〜
 

すぐにエンジンを止めずにボンネットを開け、風通しをよくします。オーバーヒートは、冷却水の不足、ファン・ベルトの切れや緩みなど、いろいろな原因が考えられます。オーバーヒートがおさまっても、整備事業場で点検してもらいましょう。

※すぐにエンジンを止めないでください。
※ラジエータ・キャップは絶対に開けないでください。


バッテリあがり
エンジン・キーを回してもスタータが回らないようならバッテリあがりが考えられます。その場合は、ブースタ・ケーブルを用いて、他のクルマのバッテリを電源としてエンジンをかけることができます。

1  

ブースタ・ケーブルを接続できる位置に救援車を止めて、エンジンを停止しておきます。

2  

ブースタ・ケーブルを図の番号順に接続します。4の接続は必ずエンジン本体をのフック等に確実に行ってください。

※接続の際、+と-を間違えないようにしてください。
※ブースタ・ケーブルは太くてしっかりしたものを使いましょう。

3  

救援車のエンジンをかけ、回転数を少し上げておきます。次にバッテリあがりのクルマのエンジンをかけます。

※ブースタ・ケーブルが冷却ファンやベルト類などに巻き込まれないように注意してください。

4  

エンジンがかかったら、ブースタ・ケーブルを接続したときと逆の順序で取りはずします。

※バッテリあがりを起こしたら、整備事業場でその原因を調べてもらいましょう。


◇豆知識/ホイール・ベース 前のタイヤの中心から後ろのタイヤの中心までの距離をホイール・ベースといい、距離が長いほど、安定性や乗り心地が良くなる反面、小回りはきかなくなる。
    一般社団法人 大分県自動車整備振興会 〒870-0907 大分市大津町3-4-13 TEL097-551-3311 FAX097-556-4890